「そろそろ髪が伸びてきたけど、初めての散髪ってどうすればいいの…?」
そんなふうに悩むママやパパも多いのではないでしょうか。子供の髪を初めて切るタイミングや方法って、案外わからないことが多いですよね。
このページでは、「どんな風に切るか」よりも、子供の散髪を“どう迎えるか”にフォーカスしています。
カットのテクニックではなく、泣かせないための心構えや下準備、タイミングの見極め方など、初めてでも安心して向き合える“考え方”を中心に解説します。
実際のカットの参考として、YouTube動画も紹介していますが、それも含めて「親子で落ち着いて散髪に向き合う」ためのヒントになれば幸いです。
子供の散髪はいつから始める?
初めてのカットは、親にとっても子供にとっても小さなイベント。だけど、いつ始めるのが正解なのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ここでは、散髪を始めるタイミングについて解説していきます。
初めてのカットの目安は?
一般的に、子供の初めての散髪は生後6ヶ月〜2歳の間に行うケースが多いとされています。ただし、これはあくまで目安。子供によって髪の量や伸びるスピードには大きな個人差があります。
たとえば、生後数ヶ月でふさふさとした髪が生える子もいれば、2歳を過ぎても髪が少ないままという子もいます。そのため、「〇歳になったら切る」というよりは、髪の状態に応じて判断するのが現実的です。
次のようなサインが見られたら、初めてのカットを検討しても良いかもしれません。
- 前髪が目にかかってきた
- 髪が蒸れて暑そう・汗をかきやすくなった
- 後頭部や横の髪がハネやすく、整えにくくなった
見た目の印象だけでなく、視界を遮っていたり、頭皮に汗がこもりやすい状態であれば、衛生面でもカットしておくのが安心です。
お宮参り・初節句・写真撮影前などのタイミング
子供の初カットは、日常的なタイミングだけでなく、行事やイベントに合わせて行う家庭も多く見られます。
- お宮参りや初節句の前に整える
- 1歳の誕生日や七五三の写真撮影の前にきれいに整える
- 保育園・幼稚園の入園前にすっきりカット
このように、特別な日の前に髪を整えておくことで、思い出の写真がより素敵に残せるのも大きなメリットです。
さらに最近では、「ファーストカット記念」として、最初に切った髪の毛を保管し、記念フォトやケースに残す家庭も増えています。髪の毛で筆を作るサービスや、メモリアルボックスに入れて保管するグッズもあり、育児の思い出として形に残すのも人気の方法です。
このように、子供の散髪タイミングには「年齢」よりも「髪の状態」や「家庭のタイミング」が大きく関わってきます。大切なのは、無理をせず、子供の様子に合わせて自然に始めることです。
アンケート結果
お子さんのいるママ・パパ60名に「初めての散髪は何歳から始めましたか?」というアンケートを実施しました。
- 1歳〜2歳:22人(約36.7%)
- 6ヶ月〜1歳:15人(25%)
- 2歳〜3歳:10人(16.7%)
- まだ切っていない:8人(13.3%)
- 生後6ヶ月未満:5人(8.3%)
その結果、もっとも多かったのは「1歳〜2歳」のタイミング。
続いて「生後6ヶ月〜1歳」と答えた方が多く、2歳までに初めてのカットを経験している家庭が全体の半数以上を占めることがわかりました。
一方で、「まだ切っていない」という回答も一定数あり、髪の量や子供の性格によってタイミングは大きく異なることも浮き彫りになりました。
「髪が目にかかってきた」「行事に合わせて整えた」など、きっかけはさまざまですが、どの家庭も“子供のペースに合わせて無理なく”というスタンスで対応していることが伝わってきます。
声を抜粋
生後6ヶ月〜1歳
「1歳前くらいに前髪が目にかかってきたので、初めて自宅で切りました。全然じっとしてくれなくて大変でした(笑)」
(30代・男の子のママ)
「離乳食の頃から汗っかきで、後頭部が蒸れやすかったので、6ヶ月ごろに思い切ってカットしました!」
(20代・女の子のパパ)
1歳〜2歳
「1歳の誕生日の記念にカットして、毛を筆にしました。ファーストカットって思ってたより特別感ありますね。」
(40代・男の子のママ)
「お出かけ先でキッズ美容室に寄ってみたら、意外と落ち着いて切れたのでそれ以来ずっとお世話になってます。」
(30代・女の子のパパ)
2歳〜3歳
「髪がなかなか伸びなかったので、2歳を過ぎてようやく切りました。本人も『カットする!』と楽しそうで、成長を感じました。」
(30代・男の子のママ)
まだ切っていない
「もうすぐ3歳ですが、髪の毛が薄めで、まだ一度も切っていません。そろそろ初カットかな?と様子を見ています。」
(20代・女の子のママ)
子供が泣かずに散髪するための準備
「散髪が怖くて泣いてしまうのでは?」
多くの親が初カットで心配するのが、子供が泣き出してしまうこと。髪を切るという非日常的な体験に、不安や戸惑いを感じるのは当たり前です。けれど、少しの準備と工夫で、その不安をグッと軽減することができます。
カット前にやっておくべきこと
まずは、子供が「髪を切ること」に慣れておくことが大切です。いきなり本番ではなく、事前にカットに関するイメージづくりをしておくとスムーズに進みやすくなります。
- おままごとでハサミごっこをする
-
「チョキチョキ〜♪」と遊びながら慣らしておくと抵抗が減ります。
- 子供向けの散髪動画を一緒に見る
-
YouTubeなどで他の子がカットされている様子を見ることで、雰囲気を理解できます。
- 実際に使う道具を見せておく
-
ハサミやケープ、霧吹きなどを見せて「怖いものではない」と認識させます。
- 髪を触る練習をしておく
-
ブラッシングを日常的に取り入れ、髪に触れられることに慣れさせましょう。
こうした準備を数日〜1週間程度しておくだけでも、本番への抵抗感が大きく変わってきます。
当日のポイント
当日は、子供がもっとも機嫌の良い時間帯を選ぶことがとても重要です。
朝食後すぐや、お昼寝の後など、リラックスしている時間を狙いましょう。
さらに、以下のような工夫もおすすめです
- お気に入りの動画や音楽を流す
-
スマホやタブレットでお気に入りのアニメを再生しながらだと集中がそれて泣きにくくなります。
- おもちゃやお菓子で気をそらす
-
小さなおやつやおもちゃを手に持たせて、「楽しい時間」と錯覚させる作戦も◎
- 短時間で終える段取りを決めておく
-
一気に全部切ろうとせず、最初は前髪だけ、サイドだけなど小さな目標でOK。切れる範囲で済ませることが大切です。
このように、カット前からの「慣らし」と当日の「気をそらす工夫」を取り入れることで、子供の不安や緊張はぐっと軽減されます。泣かせないことが最終目的ではなく、「嫌な記憶にしないこと」が大切です。楽しい雰囲気で進めていきましょう。
カット中の工夫・声かけ
カットの最中、子供がじっとしていられなかったり、急に不安になって泣き出したりすることはよくあります。
そんなとき大切なのは、「無理に止めようとせず、楽しい雰囲気を作ること」。親の接し方やちょっとした声かけが、子供の安心につながります。
親が落ち着いていることが一番大事
子供は、親の表情や声のトーンにとても敏感です。
もし親が「うまくできるかな」「早く終わらせたい」と焦っていると、その緊張感が子供にも伝わり、不安を助長してしまいます。
まずは親自身がリラックスして、「大丈夫だよ〜」「かっこよくなるよ!」と笑顔で優しく声をかけることが大切です。鏡を見せながら、「おおっ、かっこよくなってきた!」と実況風に盛り上げると、子供も楽しくなってくることがあります。
カット中のちょっとした工夫
以下のような工夫を取り入れると、グッと成功率が上がります。
- お気に入りのイスに座らせる/ママの膝の上でもOK
-
安心感があるポジションで行うと落ち着きやすいです。
- 短時間で終えるよう意識する
-
全部を完璧にしようとせず、「今日は前髪だけ」「次はサイドだけ」と分けて考えると気持ちにも余裕ができます。
- ハサミを使わない部分から始める
-
霧吹きで軽く水をかけたり、ケープを巻いたりして、”カットの雰囲気” に慣れさせると効果的。
- 「終わったらおやつにしようね!」など、前向きなゴールを用意する
-
子供にとって「やりたくないこと」から「やってみてもいいかも」に変わるきっかけになります。
カット中は、技術よりも子供の心をいかに安心させられるかが大切です。
失敗しても「まぁいっか」と思える気持ちの余裕と、子供の小さな変化に寄り添う姿勢が、初めての散髪を成功へと導いてくれます。
散髪後のごほうびと習慣化
カットが無事に終わったあとは、「がんばったね!」とたっぷり褒めてあげることが何より大切です。
子供にとっては、たとえ短時間でもじっとして髪を切るというのは大きなチャレンジ。
達成感をしっかり味わわせてあげることで、次回以降の散髪がぐんとラクになります。
- お気に入りのおやつやジュースを用意しておく
- ごほうびシールを貼る「がんばりカード」を作る
- 鏡の前で「かっこいい!」「かわいくなったね!」と写真を撮る
といった工夫がおすすめです。
さらに、「またやってみようね」「次も楽しみだね」と前向きな声かけを添えることで、「散髪=イヤなこと」から「ちょっと楽しいイベント」へと印象が変わっていきます。
少しずつでもポジティブな記憶が積み重なれば、自然と散髪が習慣になり、子供自身のケアへの意識も芽生えていきます。
実際のカット風景が見られるYouTube動画紹介
初めてのカットは、文章だけではなかなかイメージしにくいもの。
そんな時に役立つのが、実際に子供の散髪をしている様子を撮影したYouTube動画です。
プロの美容師が対応しているものから、自宅でカットしているパパママの体験動画まで、参考になる内容がたくさんあります。
まとめ|子供にとっても、親にとっても「初めて」は成長の一歩
初めての散髪は、親にとっても子供にとっても小さなチャレンジ。
泣いてしまったり、うまくいかなくても、それも大切な経験のひとつです。
大切なのは、「きれいに切ること」よりも、「安心して過ごせたか」「楽しい思い出になったか」。
今回ご紹介したような下準備や声かけを通して、親子で気持ちよく初カットに向き合えるようになれば、それだけで十分大成功です。
焦らず、無理せず、わが子のペースで進めていきましょう。
今日の経験が、次の「できた!」につながりますように。